愛のレベル「7」
突然ですが、「All need is love~♪(パッパッパパパ♪)」というビートルズの歌が私は大好きです。
この歌をはじめて聞いた高校生の時、「うんうん。愛だよな。尾崎豊も言っているし」と素直に共感すると同時に、でも「愛」って何…?としばし考えたことを思い出します。
愛ってよく考えれば考えるほど、いろいろな要素がありますよね。
愛は人に最も必要な想いであり、誰もが欲しいものであると同時に、争いの種でもあり、破壊を生むこともある。
そして愛がなければ、私たちは滅んでしまう。
様々な要素を併せ持つ愛ですが、そもそも愛という言葉の語源である仏教用語としての愛は、「執着」のひとつとして使われ、他者への尊重や高い精神性を含む言葉ではありません。
またノウイングではチャクラごとに「愛の7つのレベル」があるとしています。
第1チャクラから順に
①本能的な愛。
②奪う愛。
③自己愛。
④共感する愛。
⑤表現する愛。
⑥認める愛。
⑦無限の愛。
チャクラの活性化のサイクルは順当に起こった場合、0-7歳には、上記①②。7-14歳では③④。14-21歳では⑤⑥。21歳以降は⑦と人間の成長にしたがって、それぞれの愛のレベルをたどります。
①の本能的な愛から、人はスタートします。赤ちゃんは肉体が生き残るために必要な愛を受け取るための存在ですが、その時期に、十分に愛を得ることができなかった場合、精神的な不安定さや、お金への強い執着を持つ場合があります。
そして②の奪う愛とは、4、5歳くらいに兄弟や友だちとぶつかり合い、奪い合いをする時期に子供の内側で活性化してくる愛。
この奪う愛を十分に体験できなかった場合、パートナーシップや男女の肉体関係などに強い抵抗を持つ傾向があります。
③の自己愛とは、①②を土台に、自分を愛するという感覚のこと。
現代では多くの人がこの愛のレベルに留まり、「条件つきの愛―こういう条件なら、私はあなたを愛してあげる―」という罠にどっぷりとはまってしまうことがあります。
①-③までは、どちらかというと「執着」を含む感情的・個人的な愛であり、そして④の共感する愛を境に、他者への思いやりや尊重を含む、無限の愛へと変容していきます。
もしあなたが真の愛に満たされたいと願うなら、「自分はどのレベルの愛が足りないのか」と認識することはとても大切…!!
もしあなたが人を認めて、無限の愛を放射したいのに、つい自分のやり方に相手を当てはめてしまう、相手がどれほど自分を愛しているのか確かめてしまう…などという傾向があるなら、①②の愛が満たされていないため、自己愛のレベルを超えることができないのだとわかります。
一切の妥協なく、自分自身を愛のレベルを見つめましょう。
そして何を自分は本当に欲しているのかを真に理解できたとき。
人生はすべて愛のレベルを完成させるため、統合された全体性へと動き始めるのです。