ブッダプログラムスクール
自己認識クラス第2期募集開始
ブッダプログラムスクール第2期募集を開始します。
2019年4月18日の自己認識クラスより、順次スタート。
なれる最高の自分を生きるための基礎となる「自分とは何か」をつかむためのプログラム。
ブッダプログラムの根幹であり、人生のあらゆる側面で活かされるエッセンスがつまった3ヶ月です。
ブッダプログラムスクールで扱われる「個性化」について書いてみました。
「個性化のためのスクール」
私たちは誰しも、なれる最高の自分へ至るプロセスを体現するものとして、魂のビジョンとテ-マをたずさえ生まれてきています。
なれる最高の自分とは、社会的な成功や、特定の評価を意味しているのではありません。
ずっと心のなかで感じていた本来の自己のありよう。
出会いたいと思っていた大切な人たちとの関係。
内側でため込んできた体験のひとつひとつが花開き、実を結んでいく感覚。
自分の人生のテーマを知り、それを一瞬一瞬生きる素晴らしさ。
それらすべてがなれる最高の自分です。
私たちは外側の成功を手に入れることが幸せだとつい思い込んでしまいがちです。そして外側のそれが自分のほしいものだと思い込み、努力をし、手に入れようとします。
しかしそれで本当の幸せが得られるのでしょうか?
こう考えてみましょう。
私たちひとりひとりはそれぞれがまったく異なった植物の種のようなものであると。
その植物たちがそれぞれ花をつけ、実を宿します。
ある花は春に咲き、ある花は秋に咲きます。形も美しさもまったく異なっていますが、それぞれに違った美があり、香りがあり、音があります。
植物たちは春に隣の花が咲いたからといって、うらやましがることはありません。自分は秋に咲く花だと知っているからです。
また実の大きさや量が異なるからといって、自分を批判したりはしません。それぞれに適切な大きさや量があると知っているからです。
なぜ植物たちは比較をしないのでしょうか?
それは自分自身を知っているからです。どのような花を咲かせ、いつ身を結ぶべきなのか。そしてまたどのように朽ちゆき、次世代に自分をつなげていくべきなのか。
個性化とは、この植物の例になぞらえるように、それぞれの人の内側にある「こうなるもの」という可能性を知り、それに従って自分自身を完成させていくプロセスです。
また植物に対して「どこかの時期が絶頂期で、一番成功したポイントであり、その種が育った目的だ」などととらえることなく、その生のライフサイクル全体を通じて、何を表そうとしていたのかを、私たちは推し量ります。
それと同じように、個性化は「目的・ゴ-ル」を目指すようなものではありません。
あるいはスピリチュアルな体系の典型である「悟り・覚醒」といった固定的なポイントをとらえるのではなく、それらを含むすべてを個性化の過程・プロセスしてとらえます。
心理学者ユングは個性化についてこのように伝えています。
「個性化とは、すべての生物が(単純な場合も複雑な場合もあるだろうが)、そうなると最初から決められていたものになっていく、あの生物的過程のひとつのあらわれである」。
本来、人間はある段階になると、外側の適応ではなく、内側の何かを表現し、向かうべき道をみいだしたいと欲するよう最初から方向づけられています。
しかし現代社会では外側の適応と達成が人生の目的であり、内なる個性化のプロセスは重視されにくい風潮にあります。
ブッダプログラムスクールとは、この個性化のプロセスを誰もが歩むための学校です。
人間が本来持つ可能性を最大限に開き、外側の適応にからではない、本来あなたが生来に持つ傾向を引き出していくために、古今東西の変容と目覚めのための体系をまとめ、現代を生きる私たちに、最も効果的な形でプログラムを作り上げています。
このスクールを私たちが提示することの理念は、これから先の時代、この内なる個性化こそが最も求められるものであり、教育、ビジネス、政治、科学、スピリチュアルな探求、あらゆるものの中心となることを予見しているからです。
外への適応から、内なる個性化へ。
それは他から与えられた目標達成のための人生から、内的なモチベーションに満ちた人生へのシフトであり、時代のターニングポイントとなるものです。
そして個性化の道とは特別な人のものではなく、誰にとっても開かれたものになるでしょう。
これを読んでいるあなた自身が「人生に何かが欠けている」「私を真に満たすものとは何か」と感じているなら、あなたはすでに外側の適応から、内なる個性化への準備ができているのかもしれません。
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