◇怒りの自己認識5つのレベル
レベル3
怒っているあなたは「本当に得たいものがわかっていない」ということを知っていますか?
この言葉は多くの人に抵抗をもたらすかもしれません。
怒りは単に怒りであって、自分自身は何も間違っていないと感じることもあるでしょう。
しかし実際には、怒りに包まれたあなたは、本当に得たいものがわかっていないのです。
怒りはあなたの明晰性を奪います。
たとえばテロの事件があったとき、犯人に対して民衆は怒りを覚えます。
犯人を罰することを皆が望みます。
そして首相も怒りに同調し、報復を意図します。
だけどもしその怒りを「私たちは本当に得たいものがわかっていないのだ」という気づきへと導くことができるとしたらどうでしょうか…?
実際に皆は、犯人や相手の国が滅ぼされることを望んでいるのでしょうか?
ひょっとしたらまったく逆の、お互いの理解と調和を望んでいるのではないでしょうか?
忘れないでください。
あなたが怒っているとしたら、それはあなたが本当に得たいものがわかっていないのです。
本当にしたいこと、ではありません。
「得たいもの」がわかっていないのです。
これは自分のことをある程度見つめていかないと、見えてこない部分です。
ですので、じっくり考えてみる必要があります。
あなたが本当に得たいものは何でしょうか…?
8月11日(祝日・木曜日)
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