8月11日(祝日・木曜日)
ブッダプログラム「怒りの解放とマインドフルネスワークショップ」を開催します。
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◇怒りの自己認識5つのレベル
今年の年頭にアカシックリーディングを行い、
2016年は怒りの解放が大きなテーマであると私はいろいろなところでお伝えしてきました(動画はこちら)。
人間の根本にある怒りをどのように自分で理解して、解放していくのかについて、
怒りの自己認識の5つのレベルという形でまとめてみました。
一つずつ紹介をしていきたいとおもいます。
⒈あなたの内側に怒りがあることがわかっていますか?
怒りは炎のようなものです。
あつかい方を誤るなら、それはあなた自身を燃やし尽くし、破壊してしまうでしょう。
しかしその炎を消してしまうなら、あなたは人生に対する情熱を失ってしまいます。
怒りはあなたの一部。
罪を犯した自分の手を罰するために、自分で切り落としたりはしないように、怒りによって破壊的な状況がもたらされたとしても、それをなくそうとすることはとても愚かなことです。
まずは怒りを邪魔なものとせずに、あなたの一部であると認めること。
そして怒りがないふりをしないこと。
ここから怒りの自己認識のレベル1がスタートします。
齊藤つうり
■幸せは個人の問題ではない
あなたは怒り苦しんでいることを、相手に伝える必要があります。
これはとても重要なことです。
怒っていないふり、苦しんでいないふりはしないでください。
もし相手があなたにとって大切な人であるならば、あなたが怒っていること、苦しんでいることを告白しなければなりません。
ただし、落ち着いて相手に伝えるのです。
真の愛にプライドはありません。
苦しんでいないふり、怒っていないふりをするのは、プライドによるものです。
「怒る?私が?なぜ私が怒らなければならないの?私は大丈夫」。
でも実際には、大丈夫ではなく、地獄にいるかのようです。
怒りがあなたを燃やし尽くそうとしています。
ですからパートナーに、息子に、娘にそれを伝えてください。
私たちは「幸せになるためにあなたなんて必要ないわ!私はひとりでいいの!」と言いがちです。
そして自分の部屋に入り、鍵をかけ、いかに相手が必要ないかを最大限に示そうとします。
これはとても人間らしい、よくある傾向ですが、賢明な態度ではありません。
-中略-
幸せは個人の問題ではありません。
もしあなた方のどちらかが幸せでなければ、相手が幸せでいることは不可能なのです。
『怒り 心の炎の静め方 ティックナットハン 株式会社サンガ発行 P076-077』